月別アーカイブ 2022年11月22日

投稿者:shibachan

脳梗塞になった原因を医師が調べたら意外な事実が判明

脳動脈瘤の原因を医師が調べた結果が意外なことが判明したという記事がありました。整骨院・指圧院では関係なさそうですが意外と関係がありました。結果は顎関節症から発症原因と書かれています。また肩こりや頭の反りかえりなどで就寝すると内頚静脈のブロックが起こり、脳の内圧が上がってしまいます。顎の筋肉の緊張によっても内頚静脈を圧迫するといわれています。この原因で頭痛が起こり脳動脈瘤などが発生します。噛み合わせ、歯ぎしり、食いしばり、顎コリのの予防により内頚静脈の圧迫を防ぐことができるので頸・肩の凝りは放置せず、緩めるようにとされています。マウスピースによる顎関節矯正のほか、頸や肩などを緩めることは自身では困難です。この分野に関しては当院でも対応していますのでお気軽にご来院ください。

 

 

投稿者:shibachan

スポーツ外傷

今回はスポーツ外傷についてお話します。男の子のお子さんをお持ちの方は頻度がよくある野球肘についてお話します。

野球肘とは、野球の投球動作により肘を痛めるスポーツ障害の総称です。他のスポーツと比べて、野球の投球ほど、肩や肘など身体の同じ部分に同じ力がかかり続けるスポーツ動作はありません。この負担に加えて、成長期の小中学生の関節付近には、大人の成熟した骨に比べて明らかに弱い成長軟骨があります。そのため、小学生の野球選手における野球肘の発生率は、20%にも及びます。
野球肘には、肘の内側に発生する内側側副靭帯損傷(内側型野球肘)と、肘の外側に発生する離脱性骨軟骨炎(外側型野球肘)の2種類があります。内側型野球肘の方が頻度が圧倒的に高く、特に野球少年が多く罹患します。図で示したように、投球動作によって肘の内側に離れようとする力が繰り返しかかることによって発生し、成長が終わった高校生以降では骨と骨をつなぐ靭帯自体が損傷され、少年期には靭帯が付着している成長軟骨付近の骨成分が傷みます。しかし、重症となることは少なく、多くの場合は安静にすることで軽快します。外側型野球肘は、肘の上の上腕骨と下の橈骨(とうこつ)が、投球動作でぶつかる力がかかり続けることで、雨だれがコンクリートをへこますがごとく、骨の表面にある関節軟骨を傷つけていきます。これが進行して発症し、発生頻度は低いものの、どんどん悪化する場合は手術が必要となることもあります。外側型は軟骨が分離し「関節ネズミ」と呼ばれるものになったものは除去する手術が必要になります。

投稿者:shibachan

腰痛について(2)椎間板ヘルニア

上記に腰椎椎間板ヘルニアの図を掲載しました。主にL4~L5のヘルニアの発症率(上図)が多く原因は腰痛症を繰り返すことや脊柱起立筋と腹筋の筋力低下により椎骨への負担が大きくなり上右図のようにストレスが生じ脊髄神経に当たってしまい坐骨神経に疼痛やシビレが発症する疾患です。足がしびれたり動作した時に神経に当たり激痛になるときがあります。軽微の場合安静にして周囲の筋力を緩めると緩和してきますが重度の場合、腫脹部を手術で除去することになります。

予防法としては、腹筋を鍛える・肥満に注意する・過度の負担をかけないことですが、骨盤の歪みや反りによって症状が悪化します。腹筋を鍛えることによって反りの予防になります。肥満になると椎骨への負担が大きくなりお腹等がでると自然と反り腰になり椎間板を圧迫します。

定期的に骨盤の歪みは発生するものです。しばらくおかしいと思ったら整骨院でも対応できます。

最初に整形外科等でMRIやレントゲン等で右図のように正確に判断することが望ましいかもしれませんね。(下図)